2022年振り返り
2022-12-30
2022 年前半
サークル引退後だったので、割と時間ができて、友達と遊んだり、web 開発に勤しんだりをずっとしていた。
4 月からは大学を休学して、SaaS スタートアップでソフトウェアエンジニアインターンとして週 4~5 ほぼフルリモートで働いた。
これまでやってきた web フロントエンドだけでなく、バックエンドを触る機会もいただくことができて、本当に技術的に成長することができたと思う。(関わってくださった社員の方々には本当に感謝でいっぱいです。)
これまで BaaS を使いながら簡単な web アプリ開発しかやってこなかった自分にとって、DB 設計したり web API サーバーを触る経験は、web アプリ全体がどう開発され動いているかの俯瞰的な理解に繋がった。
一方でジュニアレベルのエンジニアとしてフルリモートで働くことの難しさを実感した。
技術力やドメイン知識など足りていないものばかりだった中で、Slack の文面上のみでわからないことをどう聞けばよいかを考えるのがとても難しかった。
とはいえ非同期コミュニケーションスキルはエンジニアとして働いていく上で確実に伸ばしていかなければいけないスキルである。
今思うと、聞くは一時の恥という言葉があるように、ジュニアエンジニアとして恥を忍んで聞けることは先輩エンジニアに聞きまくるべきだったかもしれない。
その分今後入ってくる人がまた同じ質問をしなくても良いように、わかりやすくドキュメントを残すみたいな動きができてもよかったかもと思う。
総評すると、成長以上に足りない部分が大量に見つかり、もっともっとエンジニアとして成長したいと思える経験だった。
2022 年後半
留学
心機一転、9 月からはデンマークで交換留学をしている。
めちゃくちゃ住み良い国。不便ではない程度に都会だけど、東京みたいに人が多すぎないので緑もたくさんあって全体的に落ち着いている雰囲気。治安もいい。
全体的に気分としてはギャップイヤーという感じ。
というのも、日本にいた時のようにサークルやインターンで忙しいなどが全くないからだ。
ほどほどに授業を受けながら、いろんな国から来た人たちと交流して、自分で好きなご飯を自炊して食べて(物価高すぎて外食などほぼできない)、ときたま深夜まで酒を飲む、みたいな生活をしている。
留学というとっても贅沢なことをさせていただけているのに、こんなにのんびり過ごしてていいのかという気持ちにもなるが、まあ健康に生きながらえているのでヨシとします。(お母さんお父さん本当にありがとうです)
こちらにきてからの気づきとしては、やはり自分は日本(というか東洋)の人やモノに肌感が合うということだ。
ヨーロッパの人と話していると、やはり育ってきた環境や価値観がかなり違うことで会話における前提知識がかなり異なるので、ヨーロッパ人同士で話している会話に混ざるのはなかなか難しい。これは英語力が足りてないからとかいう問題ではないように思える。
例えば、小さい頃に見た映画の話なんて、見てきた映画が違いすぎて、お話しにならないわけだ。
という背景もあり、結局会話が「共通点」ではなく「相違点」に終始することが多い。
確かに違いを知ることはめちゃくちゃ面白いし、そういうことを知るための留学といっても過言ではない。
ただ、人間が仲良くなるには共感が大事と言われるように、共通項がないと本当に仲良くなるのは難しいなあとひしひしと感じさせられた。
そんなこんなで定住するならやっぱ日本だなあと今の所思っている。
2 回も留学しておいて、期待のグローバル人材なるか!と思いきや、ただのドメスティック男になってしまいそうです。まあいいか!日本最高!早く家系ラーメン食べたいな!
旅行
せっかくヨーロッパで留学してるということもあって旅行をたくさんした。
行ったところ
- ミラノ、コモ(イタリア)
- アムステルダム、ロッテルダム(オランダ)
- ハンブルグ、リューベック(ドイツ)
- ロンドン(イギリス)
- パリ(フランス)
西ヨーロッパは割と見れた気がする。
お気に入りはイタリアのコモ湖。基本的に街並みというよりは自然とか絶景がタイプなのでめちゃくちゃよかった。
まとめ
振り返ってみると、休学して好きなことをやったり留学したりと結構新しいことづくしの一年間だった。
来年は学生最後の一年ということで、残されたモラトリアムをほどほどに楽しく過ごしていこうと思う。